暴食・間食への依存をコントロールせよ

夜勤明けに猛烈な空腹感に襲われて、ついご褒美として菓子パンやスイーツをドカ食いしてしまう看護師は多くいることだろう。
これは単に意思の弱さではなく、長時間の覚醒や強い緊張感によって自律神経が乱れ、脳が手っ取り早いエネルギー源である糖分を求める生理的な反応だといわれている。
とはいえ、このストレス食いが習慣化してしまえば、急激な体重増加だけでなく、慢性的な疲労感や肌荒れを引き起こす悪循環にも陥ってしまう。
過食を防ぐカギは血糖値の急激な上昇を抑えることにある。
空腹状態でいきなり高カロリーな甘いものを摂取すると、血糖値が急上昇し、その後急降下する際、さらなる空腹感や眠気を招いてしまうからだ。
よって、夜勤明けに何かを食べたいときは、まず温かいスープや食物繊維の多いものを選び、血糖値を緩やかに上げる工夫が必要といえる。
空腹や心を満たすためだけの食事ではなく、心身を労るための食事へと意識をシフトさせていこう。
同様に、日頃から賢い間食選びを行うことも、体型と健康の維持には欠かせない。
どうしてもおやつが欲しいときには、ナッツ類や高カカオチョコレート、あるいはタンパク質が豊富なヨーグルトなどを選ぶのが賢明だ。
また、夜勤中からこまめに水分を摂り、低糖質の補食を取り入れることで、勤務後の激しい飢餓感を和らげることもできる。
このように、身体のメカニズムを正しく理解したうえで、食の衝動を正しくコントロールしていこう。